- ■ Logical Linux Version 1.0 の主な特徴
Logical Linuxは組込やサーバに最適なコンパクトサイズのパッケージです。 工業用の利用も前提にした、ドーラブルな構成としながらもredhatで利用されているrpmをモジュール管理に利用しているため、管理も容易です。
- ファイルシステム
ファイルシステムは、標準でEXT2を採用しています。 また、不意の電源断でも運用可能な構成(EXT3)も用意しています。
(FTP版では、ご利用者様各自で設定していただくことになります。)
- UPS対応
標準で三菱のFREQ-UPSに対応しています。 三菱製のUPSを接続していただくだけで、電源断で自動的にシャットダウンシーケンスが実行されます。 電源断からシャットダウンシーケンスに移行するまでの時間は、60秒に設定されています。
(設定時間は、1秒単位で設定可能です。出荷時に設定いたします。 なお、FTP版ではサポートされません。)
- ブートメディア
Logical Linuxは、HDD、CFカード、CD-ROMからのシステムブートが可能です。 CFカードからのブートシステムにした場合、HDDのクラッシュ等でシステムが完全に停止することを防止できます。 また、HDDからのブートを利用していて、HDDのクラッシュが発生しても、CD-ROMからネイティブなシステムを起動可能なため、リカバリ作業が容易になります。
(FTP版ではサポートされません。)
- SNMPエージェント標準搭載
Logical Linuxを搭載した機器を、リモート監視することができます。
(FTP版ではサポートされません。)
- ハードウェア自己診断機能
接続されてるネットワークデバイスやストレージ機器などを、ブート時に自己診断します。 ネットワークが使用できる環境では、検知した異常をメールなどで自動的に通知することができます。
(予定です。FTP版ではサポートされません。)
- IDE RAIDサポート
コストパフォーマンスに優れたIDEハードウェアRAIDをサポートしています。
(FTP版ではサポートされません。)
- GigabitEther標準サポート
(FTP版ではサポートされません。)
- コンパクト
基本的なシステムは、60MByte以下とたいへんにコンパクトです。 ファイヤーウォールなど大容量ストレージが不要な機器や、PDA向けにHDDを搭載しないシステムを構成することができます。
- トラブル復旧の時間短縮
基本システムは、わずか30秒で導入可能です。トラブル復旧に必要な時間が大幅に短縮されます。
(FTP版では、この限りではありません。)
- 最適化されたカーネル
カーネルは、サーバとして運用する際に効率の良い構成にして再構築したイメージを組み込んでいます。 お客様サイドで、オプションを選んで構築しなおす手間が省けます。